古紙幣を高価買取してもらうポイント

日本で古紙幣に分類されるのは、昭和以前の紙幣や金札です。

 

ただし、昭和に発行されたものは現存数も多く、プレミアムがつきにくいため、あまり高価買取には至らないようです。

 

希少価値のあるもので言えば、流通年数の少ない県札や、回収率が良くて現存数が非常に少ない明治通宝などが挙げられます。

 

これら古紙幣を買取査定で高く評価してもらうには、状態が何より大切です。汚れも折れもないピン札であれば、高額を狙えるものばかり。

 

額に入れて飾っていたというお宅は、そのまま額から出さずに査定まで保管しておきましょう。

 

古紙幣に限らず、お札は少しの圧力で折れ跡がついてしまいます。小さな折れだけでも買取査定額に影響するため、新たなダメージを与えないことが重要です。

 

また時期によっては湿気によるダメージを受ける可能性も高いので、保管場所の湿度も注意してください。

 

日光による焼けを防止するため、基本的に冷暗所での保管が望ましいのですが、風通しの悪い押入れの奥などは湿気が溜まりやすい場所。査定に出すまでは、ある程度の換気ができる場所で保管することをおすすめします。

 

保存ケースに最適なのは、湿度を調節してくれる木製の箱です。桐箱があると望ましいですが、ない場合は別の木箱でも良いでしょう。

 

プラスチックやビニールのものは結露が発生しやすく、古紙幣にとっては危険な保管容器です。これらによる密閉は避け、適度に古紙幣が呼吸できる環境を整えてあげてください。

 

保存状態を意識するだけで、古紙幣の高価買取の可能性は高くなります。

 

また、複数枚の古紙幣を所持しているようであれば、まとめて査定に出した方が高価買取につながります。

 

セットでの需要が高い古紙幣も存在するため、高価買取を狙うなら、分けて買取依頼するよりもまとめて売るようにしましょう。

 

そして何より、買取依頼をする際は、専門知識のある業者を選ぶことも忘れてはなりません。

 

鑑定書が付属したものはそれらも加味してくれますし、販売ルートも確保しているので査定額が高く設定されています。

 

買取対象品にしっかり『古紙幣』と書かれている業者がおすすめです。


代表的な古紙幣とは?

国内の古紙幣

・藩札(金札、銀札、銭札)
・県札
・明治通宝
・旧国立銀行券
・新国立銀行券
・改造紙幣(第日本帝国政府が発行したもの)
・兌換銀行券
・大正小額紙幣
・改造兌換銀行券

 

近代の旧札よりも、江戸時代などに発行された古紙幣の方がやはり評価されやすいようです。

 

また、藩札の場合は最も発行数が多い銀札は1枚あたり千円前後になることもあり、金札ほど希少価値は見られません。
このように同じ括りのものでも発行数などに左右されるため、一つの額面が安く査定されても諦めないでくださいね。

 

県札は明治元年~2年あたりのごく短期間で、かつ15府県(京都、函館、奈良、兵庫、倉敷、久美浜、日田、高山、堺、岩鼻、度会、神奈川、長崎、酒田、伊那)のみの発行です。
よって、かなりの希少価値があり、破れのないものであれば信じられないような高値での買取を期待できる古紙幣です。

 

明治通宝や旧国立銀行券は高額紙幣の発行数が少ない上、新札に切り替わる際の回収でほとんど現存していないと言われています。
そのため、折れや多少の破れがあっても、仮に買取や販売がなされた場合は数千万の値がつく可能性もあるとされるものです。

 

そして近代から明治・大正あたりの古紙幣まで共通して言えるのが、いわゆるエラー紙幣と呼ばれるもの。

 

機械のミスで二重印刷になっているもの裏表の上下が異なっているものなどは、総じて高価買取の対象となるでしょう。
現代一般に流通しているものでもエラー紙幣は高価買取がなされており、古紙幣の場合は数十万以上の値となるケースも。

 

海外の古紙幣

・海峡植民地
・台湾銀行券改造紙幣
・フランス領 西アフリカのフラン紙幣
・ビルマ国幣

 

日本以外の古紙幣で高価買取されやすいものは、主にこれらの紙幣が挙げられるでしょう。
海外の古紙幣では、国際情勢の移り変わりで短期間発行されたものや、現存数が限られているものが高価買取の傾向にあります。
こちらで挙げたもの以外も、海外は現存数でプレミア価値を付けられる古紙幣が多いため、専門業者に確認してみてください。



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