大判/小判を高価買取してもらうポイント

大判や小判は金が主な素材として使用されているため、偽物も多く出回っています。

 

また、時代によって金の含有率も異なっており、金製品の買取業者に持ち込むと想像より安い価格で買い叩かれてしまうことも。

 

そのため、金として買取を行っている業者に大判や小判を持ち込む際は注意が必要です。

 

可能であれば、大判や小判そのものの希少性を加味してくれる、専門知識のある買取業者へ依頼することをおすすめします。

 

大判は表面に墨書きで花押が入っているものがありますが、この花押の状態で価値が大きく変動します。

 

中には一度擦れて消えた後に書き直されたものも存在し、通常の美品(書き直しのないもの)とは区別して査定されるようです。

 

一見すると素人目には落書きのように見えてしまうかもしれません。

 

ついつい洗い流した方が良いのではと思いがちですが、高価買取を狙うならむしろ消えないように注意しましょう。

 

小判の場合、人気のあった製造場の符号や献上小判の刻印付きのものは、特に希少性が認められます。

 

鑑定書も付属していれば、金そのものの価格以上に高価買取を期待できるでしょう。

 

こちらも傷や汚れがつかないよう、自分で磨いたり洗ったりすることは避けてください。

 

大判も小判も、重視されるのは状態と年代です。

 

より古く、傷の少ないものが高価買取につながります。

 

ケースに保管されていた場合は、そのままの状態で買取査定に出します。

 

墨書きのある大判が含まれているのなら、他のものと擦り合って消えないよう、別に分けておくと安心です。


代表的な大判/小判とは?

大判の主な種類

  • 蛭藻金
  • 天正大判金
  • 慶長大判金
  • 元禄大判金
  • 享保大判金
  • 天保大判金
  • 万延大判金 

蛭藻金は、大判の元祖とも言われる室町時代のものです。業者によっては大判や小判と同様に買取査定してくれます。

 

しかし、査定自体を断られるケースもあるので依頼前に確認しておくと良いでしょう。

 

天正大判金は安土桃山時代から江戸時代の初期にわたり造られていたもので、中には通常の大判よりもさらに大きなサイズのものも存在しました。

 

大仏殿の再建の費用に充てられた通称『大仏判金』と呼ばれるものは、流通数も少ないため希少性が高いと言えます。

 

代表的な大判でもある慶長大判金も、時期によって素材や花押の形が異なり、その査定額はさまざまです。

 

明暦大判と呼ばれる種類は品位が低いながら、金の含有率はおよそ71%ほど。

 

江戸城の金銀が明暦の大火で溶けてしまったのを材料としているため、希少性での高価買取を期待できるでしょう。

 

元禄大判金、享保大判金、天保大判金、万延大判金もそれぞれ異なる金の含有率ながら、大判自体が贈答用として用いられていた珍しいものです。 

 

基本的にいずれの大判も状態次第で高価買取となります。

 

それゆえにレプリカも多く出回っているため、付属品や鑑定書の有無が非常に重要です。]

 

小判の主な種類

  • 駿河墨書小判
  • 京目一両小判
  • 武蔵墨書小判
  • 武蔵墨判
  • 慶長小判
  • 元禄小判
  • 佐渡金山
  • 宝永小判
  • 正徳小判
  • 享保小判
  • 元文小判
  • 文政小判
  • 天保小判
  • 安政小判
  • 万延小判

小判の場合も、金の含有率が種類ごとに異なっています。

 

また発行数に大きな変動があるため、古いものほど高価買取になると言い切れないのも特徴です。

 

たとえば万延小判は明治初期に使用が廃止された最後の小判ですが、発行数が少ないため、希少性があります。

 

よって、小判の中で新しい部類のものでありながら、美品はかなりの高価買取となるようです。

 

一方で文政小判あたりは慶長小判と同様に発行数が多いながら、慶長小判に比べ低い査定額となりがちです。

 

これは双方の金含有率の違いが理由となっており、慶長小判の84~96%前後に対して文政小判はわずか56%前後しかありません。

 

このことからも、金の含有率や発行数など、複数の要素で小判の価値が決まることが分かります。

 

高価買取を狙うなら、金の含有率と希少性の両方を加味してくれる専門業者へ査定を依頼するようにしましょう。



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